息子とのふれあい+無免許運転3日目

今日も自治会の要請で、近所の単身高齢者宅で軽作業。
水栓パッキンの交換と、感震式電源遮断装置の取り付けの2件。
どちらも1km/5分の道のりだけど、車で行っちまったよ。暑いんだもん。歩いてられるかアホらしい。

2件目が終わって車を家の車庫に入れようとすると、普段はブスくれてやがる下の息子が「父ちゃん!ちょいどイイトコに帰ってきた!駅まで送ってって!」とか抜かしやがる。無免許だっつーの。まあしかし家族にはそれは打ち明けてないからしょうがない。駅まで送ってやることにする。
「おめえなんか今日洒落たカッコしてんじゃねえか。デートか?」
「ちげえよ!マサに彼女できて今日初デートなんだよ」
「お前になんの関係あんだ」
「こえーから付き合ってくれってゆーんだよ。もうひとり女の子来るからって。おれかんけーねーのにさ!」
「めでてえ話なんだからいいじゃねえか。だいたいそんなもんだ。今日はマサが主役でお前は脇役だけど、次はお前が主役の機会があるかもしれん。こういうのはな、みんなで主役脇役とりかえながらすったもんだするもんなんだよ。たまーにずーっと主役の奴いるけど、そういうのはろくな死に方しねえから大丈夫だ」

駅までの5分じゃ到底語り尽くせねえ話題だが、普段ほとんど口をきかねえ次男と、しかもけっこうぶっちゃけた話ができて、正直嬉しかった。でも、舞い上がるとしゃべりすぎて、あー、もっと相手の言うことちゃんと聞いとけばよかったって後悔するのがおれの悪い癖。

しかしあれだ、それもこれもなにもかもよ、駅まで行く途中におーまわりさんに免許証の提示を求められたら一巻の終わりだったけどな。

おれ昨日、やっすいスリルに大切な家族を巻き込んじゃいかん、って言ったばっかりだけど、なんのこたあねえ、その次の日にこの体たらく。

てなわけで本日の無免許運転は、近所中心に6km/30分。

案外捕まらねえな。